目次

  • はじめに
  • 3Dクラフトの基本
  • オブジェクトの設置
  • 座標について
  • 光の表現とマテリアル
  • シーンについて
  • イベントスクリプト
  • プロジェクトタイプ
  • 作品を公開する

座標について

3Dクラフトで非常に重要な概念である「座標」を解説します。

座標は3D空間の位置を指し示すための数値です。

3D空間の位置は X座標 Y座標 Z座標 (x,y,z)の3つで表現できます。

クラフト画面の中央に赤い点がありますよね?

これが 中心点を表します。座標で表現すると(0,0,0)です。

つまり、最初の視点の位置は(0,0,0)よりも少し後ろにあることがわかります。

次の図をみてください。オブジェクトを配置するときに矢印を動かしましたよね?

赤:X座標

緑:Y座標

青:Z座標

つまり赤い矢印の方向に移動させることは X座標を増減する と表現できます。

画面の下をみてください。

数字が表示されてますね。これがオブジェクトの座標を表します。

画面ですと (0,150,0) つまり Y座標が150 を示しているので中心点から少し上の位置にあることがわかります。

座標は数値を直接指定することもできます。X座標の所に -200 と記入してみましょう。

いかがでしょう。オブジェクトが移動しました。

このように座標は オブジェクトの場所や視点の位置などを表すのに重要ですので確認しておきましょう。

回転と大きさについて

オブジェクトの状態を表現するのに「位置」だけでは不足しています。

加えて 「回転」と「大きさ」の2つの要素がありましたね。

実はこの回転と大きさも3つの座標で表現されます。

もう一度、画面下の座標を見てください。

セレクトボックスの「位置」を「大きさ」に変更して、y座標に2などの数字をいれてみてください。

オブジェクトの高さが2倍になりました。

このように 3D空間上の座標は 「位置」「回転」「大きさ」の3要素で決まります。


次にシーン全体の光や雰囲気を変更する方法についてみていきます。

次:光の表現とマテリアル